石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

7/1 Wed No.176

とうとう7月、一年の後半の始まり。

オブジェではないけど一応花器。

吹き墨の濃淡で境界分けをするつもり。
でもどこをどうカットするか。
またその時の線はどうするか、その太さは?
なんて考え出すときりがない。
昨日よりああだこうだとやってる。
ある程度均等がいいのか無視するか。
全然決まらない、あまりにも組み合わせが多すぎるのだ。
こういうのにセンスが問われる、と言われる。
でも実際はきっと経験値の幅がものを言うように思う。
いきなり好きにどうぞと言われてもできない。
線も自分の好きなカーブがある、いつも間にかそう言うものが出来上がってる。
それから大きく外れるとなんといなく落ち着かない。
外れても外れてもどこか似てくる。
いかにたくさん考えて、そして経験してそこから何かを掴み出すしかないように思う。
そんな大層なものか、とも思うがどうなるかこれ。