飛ぶ教室。
図書館にあったので借りた。
高橋源一郎のラジオ番組のタイトルにもなってる。
もちろん本の方が先。
第二次対戦前に書かれてる。
高校100選に選ばれてた。
そのせいで別の場所にあり探すのに苦労した。
どちらかと言うと児童書かもしれないがそういうジャンルを超えてる。
翻訳は池内紀。
ずっと NHKのFMで日曜のお昼に出てた。
読んでると本人の声で読んでるような気がする。
寄宿舎暮らしの高等1年の子供たちの繊細な心情を見事に表してる。
人生何を悲しむかでなくどれだけ深く悲しむかが重要、子供の涙が大人より小さいことはない、大人より重いこともある、そうなんだなあ。