石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

7/6 Mon No.1765

昼から伊丹の市立美術へ行った。

写真ではよく見るが本物を見他のは初めて。
それもかなりな量の作品。
ここの記念行事のようだった。
ちょっと遠いがこの企画だと十分に満足。
作家の人生そのもの展だった。


何者にも動じない作品作りがあそこまで昇華できたのだろう。
成果は裕福だったが途中で没落。
守一自身は困窮を極めたらしい。
でも売り絵にはあまり興味を示さない。
子供の死にも直面する。
生きるということ、ものつくりと人生、考えさせられる展覧会。
あそこまで真摯に向き合えるかと問われると無理だなあ、と思う。
クマガヤ様式なんて言葉がある。
輪郭とって色で埋める作風。
誰でも真似できそうだが元になってるのはそんな単純なものではなかった。