石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

11/16 Tue. No.1378

朝方すごい霧。

用事があって出かけたらフォグライトつけた方が安全なくらいだった。
昼前には晴れて青空が見えた。
霧の中では紅葉の紅葉も冴えない。
芸術新潮に民藝のことが載ってた。
図書館で古いのを見てたら特集されてた。
殊更大袈裟に取り上げてるが現実はどうか。
ここの個性は地方の窯止まりで個人の特徴は出しにくい。
さらに伝統の足枷がある。
本当に民衆の中で生きていくとしたら人間国宝なんていらない。
どう見ても法外な価格では民芸とは言えないだろうと思う。
では現代の民芸はないのか。
極端な思いかなとも思うがもしかしたらダイソーの器がそうかもしれない。
出だしの頃は酷かったが100円の価格ではよくできてる。
だいたい原材料費が私の場合それを超えてしまう。
民衆の中で求められそれに応えようとする。
もちろん利益も乗っけて。
100円という制約があるに関わらずだ。
好き嫌いは別にして大したものだと思う。
大衆居酒屋や料理屋は助かってるだろう。
民藝の極め付けかもしれない。
和楽でも特集してた。
何かあるのかな。