上絵の窯焚きがまだあった。
生徒さんがもう一度焼いて欲しいと言ってきたのでそれを焼くため。
西脇の市展に出来たら出したいらしいのだがうまく上絵付けができなくてもう一度重ねて塗り直したとの事。
搬入が日曜なのでなんとか間に合うか、だった。
ところが、ところがである。
小さい窯使ったが途中で窯エラー。
なんでこの時期に?
この電気窯のエラーは突然起こる、つまり0か100なのだ。
どこか断線したかと思ったが冷めるまで待つしかない。
でも先日まではなんともなかったのに、の思いがよぎる。
こういう時は焦ってやらなくてもいい事をしたり思い違いで動いたりすることがある。
とにかく冷静になることが必要。
それでまず切れるとしたらどこなんだろうと考える。
大きい窯と違って本焼きの回数が少ないので劣化は考えにくい。
ヒーターは見えてるからよくチェックはしている。
思わぬところの事もあるのでどこだろうと考えるがさて?なんだなあ。
考えてるうちにもしかしたらと見たら、原因発見。
丸い古い窯を使えるようにしたのでスイッチの切り入れをその都度する必要ができた。
それを切ったままにしていて窯のメインスイッチがオフだった。
コントローラーは通電させようとするが実際には電気が流れない。
その状態が続いたので断線で通電不可と判断したようだ。
なんと愚かな、もしくは不注意。
原因発見でそれがあまりに初歩的なことなのですぐに回復。
良かったのか悪かったんかどっちだ、といいたいがホッとした。
本当の断線でなかったのでヨシとしよう。
たまに温度計の切り替えミスで焚いてない窯の温度測ってトラブルになるこもある。
今回は窯の基本的なミス。
すぐにやり直せてなんとかクリアだろう。
一句
窯エラーまた断線かと落ち込むが本体スイッチ入れ忘れとは