石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

6/19 Fri No.1749

以前に焼いたのを上絵付けしようと思って出してきた。

低温のガラス釉を塗ってももう一度焼く。
さあ始めようと思って絵付けしようと思ったらなんとヒビが。
今の今まで気がつかなかった。
ヒビ自体も情けないし気付かないことも情けない。
窯出しの時に大雑把に全体を見る。
でも形はざっと見て割れてなければオッケー。
それよりも吹き墨の濃さやムラ、線描きの調子、濃淡やバランスなどそっちに気が行ってしまう。
でそれがオッケーだとホッとしてしまう。
さて絵付けとなってキズ発見。
教室の生徒さんならこれぐらいはいいか、となるのだがそうもいかない。
いつまでも見てると未練がましいので破壊。
角っこの力の集まるところはこうなりやすい。
わかっていてもいつも防げるものではない。
ここまで来る労力を考えると憂鬱。
でもこの仕事ってこういうものなんだろう、きっと。
 
夜は役員会。
コロナ騒ぎ、行事の中止が多い。
でもどうするか決まらないものも。
すっきりとやめていいと思うのだがそうもいかないのか保留となる。