石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

5/4 Tue. No.2120

窯の蓋の部分の鉄の枠の錆がひどい。

何回か塗装したが今ではもう原型を留めないほどボロボロ。
このままではまずく同じ方法ではどんどんひどくなる様子。
あと20年ぐらい持ってくれないと困る。
それで思いついたのが赤錆を黒錆に変換する薬品のような塗料。
別のものに使った時にいける場合があるな、と感じたことがあったのでやってみることに。
早速ホームセンターに行ったが無し。
錆止めはいっぱいあった。
で、モノタローに注文。
高いのか妥当なのかわからないけど仕方ない。
いろんなのがあったが無難そうなのを選んではけ塗りにした。
スプレーより安い。
まずは蓋を外して断熱材を外し骨組みだけにする。
これを止めてる金具が一部ダメになってて再使用できなかったので代用品を探した。
大まかにサビを落としてたら塊が落ちて肉厚が3分の1になるところもあり酷さを感じる。
手前の部分はひどい有様。
これは水分が抜けるときに熱と相まってサビを誘発する。
転換液を塗って再び組み直し。
断熱材はもろく少しの衝撃で崩れる。
重量と量があるので扱いが困難。
体全体で踏ん張りながらなんとかセット。




歳のせいかふーふー言いながらの作業。
結局昼からかかりっきり。
この処理の後どうなるか様子見。
疲れた。