石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

9/24 Thurs No.1825

図書館で借りる浮世絵の本。

これは広重。
とにかくでかい、毎回借りたり返したり。
重くてかさばる。
ちょっと見たいと思う時に不便だからいくつかをスキャンした。
3枚組で収まらないのもあるがA3までできる古い複合プリンターがある。
もう今では作ってないようだ。
プリント機能はダメだがスキャナの機能がまだ使える。
世の中が平穏でないとこんなの生まれない。
江戸時代の終わりに浮世絵として生まれた。
原画を描くのは最重要だがそれを版にする、刷るそれぞれの技術。
これらが一体となって成り立つ。
ゴッホも真似た浮世絵。
モネも真似てる。
彼らにとっては驚きの表現だったのだろう。
ただしわが国ではそこまでの価値は見出されなかった。
広重で好きなのは雨の風景の2作。

傑作ではなかろうか。
月刊誌で広重のことを書いた小説が連載されていた。
東都の藍だったか。
改めて広重の作品を見た。