石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

5/6 Thurs. No.2122

吹墨の大きな器。

マスキングして吹墨後それを剥がす。
この時が一番楽しい。
綺麗に剥がれると模様が浮き上がってくる。
自分でマスキングしておいて此処もやってたか、と思うことも。
マスキングしている時と実際に模様が現れる時では感じが違う。
想像してやってるのだがイメージが違う。
吹墨部分が暗く抜くところが白い。
やってる時は逆。
ネガとプリントみたいなもの。
わかってはいてもやはりズレる。
このズレをどう少なくするか。
想像だけの世界でしか考えられないところが難。
あとは結果待ち。
野となれ山となれではないが期待は半分ぐらいがちょうどいい。
 
昼から知り合いが陶芸したいと家族で来た。
初めてらしかったがなんとかカップができた。
イメージをどれだけしていたかわからないけどそれなりに満足のようだった。
もちろん焼くまでは結果は出ないが。