石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

5/1 Wed No.3631

ゴールデンウィーク、一時中断というところかな。

子供は学校に3日間行く。
その方がダラダラしなくていい。
天気は雨模様で降ったり止んだり。
この前に絵付けした皿、35センチだから大皿の中では小ぶりの皿、が出来た。
赤絵の色を変えたがこんなもんかな。
ただ下地が磁器釉薬でなく乳白釉なので少し色に透明感が無い。
これは仕方ない。
オレンジっぽいのは自前の赤の一種でたまに使う。
赤みが強いのは本金赤。
これが特上赤だとここまで違いは現れない。
赤の濃塗りは本当に難しい。
染付けとは違う意味で難しい。
初心者の頃にチャレンジしたが全然うまくいかず汚い状態になってしまった。
もう出来そうに無いと諦めたことも。
ある時絵の具擦っててその変化に閃くものがあってそれで試しにやり始めたら前よりマシに出来た。
その後は練習しながら、実験しながら、となった。
まだ不完全だと思う。
でもこれ以上はできそうにない。
鍋島の人達見ててもこれはというのには出会わない。
赤絵はそこまでやらないのだろう。
やはり染付け中心だと思う。
難しいのか意味ないのか。
古典にそういうのがないせいかも知れない。