石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

5/21 Tue No.3651

宵の口に停電。

久しく無かったが結構深刻なものとなった。
これは私にとってではあるが電気窯を焚いていた。
それが途中からエラーのような感じで電気が通っていないことが判明。
温度コントロールが効かない。
どうして?原因は?と色々探した。
メインのブレーカー、途中のブレーカーなどなどチェックして回ったがどうもコントローラーがおかしい。
もしかしたらメインのパーツがエラーか。
そうなるとコントロールできない。
途中までは電気来てるようだ。
だったらやっぱりとなってどうしようかと思案。
かなり古いので壊れてもおかしくない。
直付けにしてアナログで操作するか、となり配線を組み替えた。
一番無理のないようにと。
その後停電が判明。
でもこれには時間差があるのでどういう形の停電だったのだろうかと後で冷静に考えた。
200v 3相の一部だけがアウトだったのかもしれない。
だから半分ぐらいしか電気来てなかったことになる。
なぜなら電圧測った時に3本とも同じにならんかった。
この回路ではそう言うものかと思ったが今思うとおかしい。
知識不足だ。
その時気がついていたら送電自体がおかしいとなって 200vは部分停電かもしれない、そう思えばよかった。
100vの方は完全に止められてしまうことになった。
この10数分の時間差が停電と気付かなかった原因でもある。
同時ならもっと早く気がついただろう。
関電が活かせるところは活かしてできるだけ被害を少なくしたかったのかもしれない。
停電ならコントローラーの異常も説明できる。
復活後試しに元の配線に戻したら動いた。
焦って汗かいて苦労したのは全くの無駄。
バタバタと空回りしてたことになる。
電気の知識がもっとあれば対応も違うのだろうがそうではないのだなあ。
窯焚きはやり直しだが1000度以下で止まってくれてたのでよかった。
焼き直しによる弊害がない。
もう一つ考えたのは窯のヒーターの断線。
これも3本とも切れるかなと思ったがないこともない。
何かトラブルがあった時に原因を絞るのに苦労する。
過去の経験と理屈の絡み合いで解くのだがギブアップのこともある。
結果的には今回は何もせずに待ってればよかった、がっくりだ。