石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

3/9 Tue No.2065

小鉢の吹き墨。

小さいのは完成品。

そこにレンコンの絵付け。
こんなにややっこしかったっけ?
と思うほど手間かかる。
特に内側の口の部分。

ここに何もしなければ作業は気分的には半分という感じ。
どうしても滲んだり余分にかかったりするので後に修正。
マスキングテープだとキメキメになってしまう。
たったこれだけのために時間と手間と気を使う。
イメージはたったこれだけ。
でも実際はかなりな作業となる。
使ってる人は知らんだろうなと思うがデザイン上はあったほうがいい。
ただこんなにややっこしいのは何か手順に間違いがあるかも、とも思う。
この前どうだったか、とずっと思いながらの作業。
この後もう一度素焼きして丸抜きのマスキング後の糊を飛ばさないと綺麗な線が引けない。
どうもこの技法褒められたものではなさそう。