石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

6/4 Fri. No,2151

近くの田んぼに水が入った。

 

農業用水を使っての水引き。
この時期だけ勢いよく溝に水が流れる。
大雨の時以外に溝が働いてるのはまさにこれ。
地域の溝掃除があるのはこのためと秋の長雨や台風で溝が詰まってると溢れるのでそれを防ぐため。
補修の意味もあったので溝普請と呼んでるところもあるくらい。
ただ近年は溝に蓋がされたのと下水の充実で溝の管理も楽になった。
普通の人にはただの側溝だが農家にとっては大事な水の道。
耕作放棄地にならずに維持されてるのはすごいなあ、と思う。
どこの農家でも先祖からの土地で少しでも大事にしたい、との気持ちなんだろう。
損得では図れないものがある。