石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

2/18 Tue No.1644

オカシナ記念病院。

「廃用身」で知った作家。
医者でもある作者が現代の医療を問う問題作だろう。
いつかは人は死ぬ。
でもどのようにして死ぬかで生と死の問題が浮き彫りになる。
研修医の新実一良が理想と現実の壁にぶち当たる話。
笑えるようだが笑えない。
そんな話で本質をついてると思う。
この作者のを読むといつも憂鬱になる。
でも読まずにはおられない作家。