2020-02-18 2/18 Tue No.1644 オカシナ記念病院。 久坂部羊。 「廃用身」で知った作家。 医者でもある作者が現代の医療を問う問題作だろう。 いつかは人は死ぬ。 でもどのようにして死ぬかで生と死の問題が浮き彫りになる。 研修医の新実一良が理想と現実の壁にぶち当たる話。 笑えるようだが笑えない。 そんな話で本質をついてると思う。 この作者のを読むといつも憂鬱になる。 でも読まずにはおられない作家。