石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

4/19 Mon. No.2105

お出かけの1日。

カミさんが免許の書き換えで明石の免許センターへ。
西脇でもできるけど行って書類出して、別の日に講習、さらに後日受け取り、と大変手間。
明石ならその場で交付。
しかもゴールドだから1時間ぐらいで済んでしまう。
それで行った。
どうせ行くのならと文化博物館で北斎漫画を見た。
これは本は持ってるが現物は初めて見る。
ただ展示物も版画、つまり印刷。
結局本を見るのとあまり変わらないなあ、が感想。
大きさも元々大きいものでないので原寸大。
ただし展示内容はすごい。
よくこれだけ描けたなあ、というほどの質と量。
しかもそれを版元が出版してるわけでこういうのが江戸時代に大衆に受けて売れたということになる。
感覚的には今と変わらんじゃん、だ。
儲かる目論見がないと出版しないから人の興味って時代を超えてると思った。
その後、六甲のファッション美術館での吉村芳生展。
これもすごい。
こういう方法での絵画、というべきものかイラストか、はたまた工芸か。
初めて知った人。
これからという時に亡くなったようで残念。
この集中力とエネルギー。
一種の病気ではないかと思うほど。
図録ではスケール感が出ないので悩んだが買うのやめた。
記憶の中で繋ぎ止めようと思う。
都会で一日いたわけだが車での移動で美術館はどこもスカスカ。
三密にもならずに帰ってきた。
ニュースで夜の都会の様子を見るとこれは広がると思った。
どうにもならん。