石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

3/8 Tue. No.1851

先日姫路の考古資料館に行った。

姫路の中心から少し離れたところにあり城の周りの公共物ではなかった。
入場は無料。
神戸の考古博物館の方が見せるという点では充実してるように思う。
それでも研究はしっかりとやってる様子。

考古学的発掘は開発されないとそこの地面が掘り返されないので開発に伴って新たな発見や仮説ができる。
古墳などを調べる場合は別だろうけどそういう図式。
本当はもっともっと住居や集落の跡があるのだろう。
だから見えてるのはほんの一部。
今回の展示は姫路東駅と姫路警察署あたりの開発に伴い出てきたものだった。
仮説から結論に至る過程が省かれてるのでなぜそうなるのかはあまりよくわからない。
きっと考古学ではこの場合はこうなるとほぼ決まってるのだろう。
打製石器も展示してあったが磨製のは無かった。
説明の年代と出てくるものの年代に落差がありすぎてその間はどうなん?と聞いてみたいものだ。
面白い話が聞けるかもしれない。
体験で勾玉を作るのがあったので急遽参加。
1時間余りでできた。
子供が途中から参加。
材料は滑石。
いわゆる蝋石。
磨くのも削るのも楽にできる。
これは粉にするとタルクで釉薬の原料になる。
マグネシアを含むので失透釉にも使える。