石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

3/28 Mon No.1869

本読んでると気になる表現に出会う事がある。

よく目にするんは「檄を飛ばす」。
これを元気付けるとか励ますに使ってる場合が多い。
というか本来の話をして同意を求めるとか自分の考えを知らしめる、というのに使ってるのを見たことはほとんどない。
その場合は同意してもらうとか知らせるとかで普通に言ってる。
出てくるたびにいつもそう思う。
これは多分「激励」と似てるから。
音は同じで文字が違う。
木偏であることが面白い。
三国志に出てくる。
中国古代の言葉だから木に文字書いてそれをまわした、という。
そんな言葉が今でも生きている。
も一つは「敷居が高い」。
不義理で行きにくい、でなく高級店で行きにくいなどと使ってる。
これも気になる。
読んでてこういうのに引っかかると気持ちも引っかかってしまい変な感じになってしまう。
気にしなくてもいいかとも思うが。
文科省の調査でも間違った認識の方が多いはず。
だったらもう間違ってる方でもいいではないかとも思う。
以前はこうだったが今はこれでもオッケー。
世の中は間違った方で認識されそれで意思疎通してる。
でも権威主義の元ではそうならないか。