石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

2/9 Thurs No.2182

透明な膜を隔てながら。

台湾人でああるが日本語で書いたエッセイ集。
2021年に芥川賞、デビューが4年ほど前だから驚く。
台湾人も知り合いがいるので手に取って読んでみた。
芥川賞を貰ってたが読むのは初めて。
言葉の問題、性、日本と台湾、恋愛、などいろんな壁について明確にかつ繊細に書いてる。
壁であるなら楽だ、乗り越えればいい、でも境界にあるのは透明な膜みたいなものだ、となってる。
生きると言うことを考えさせてくれると思った。