石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

8/7 Sat No.1279

協同学園で窯出し。

沢山の作品が出てきた。
久しぶりなので焼くのを待ってたのがあったので。
この教室で型で立体を作ろうとしてる生徒がいる。
普通の立体でなく動物の形をしてる。
だから色んな面と曲線があり単純にはいかない。
割型で複雑になるので彫刻の石膏取りの方法を取り入れてやってみた。
面の入り込んでるところは大きく作って後で削れば型抜きが楽になる。
できるだけ複雑にせずにでも正確に取れるように割るところを決めていった。
真鍮の板を使えばそう難しくないだろうとこれを利用。
石膏をつけるのは最初はゆるくして弾くようにつける。
この後は緩めで厚みをまして最後に少し硬めで強度をつけた。



そこから原型の土を抜けるからそんなに苦労しなくても出来ると思う。
慌ててやると石膏が割れてしまうのよく硬化してからゆっくりやったらいい。
うまくいくと良いのだがどうなるかな。