ガス窯を焚こうと思って点火。
1つのバーナーがおかしい。
空燃比が全然あってなくて明らかに空気過多。
他のバーナーは正常なのでガスの供給には問題ない。
慎重に調べたが異常なし。
とりあえず全部火を止めて窯を冷ます。
250度くらいにはなってた。
冷えてから内側を覗きバーナーを見たら変にずれてる。
どうしてと思ってよく見たらなんとヘッド部分が折れてた。
長年の使用で錆びてボロボロ。
何かの力が加わって折れたのか。
外してみたが治すすべ無し。
いずれ起こる現象かとは思うが今か、と思った。
どうしようもないので6分の5で行くことに。
6本のうち1つだけなので焼成には問題ないだろうと思う。
ガス圧をその分あげて、調整すればなんとかなりそう。
バーナーの根元をぶつけたのかもしれない。
たまたま設置上そうなりやすい場所。
残りも注意しないと同じことになる。
焼きは実際どうなるのだろうか。
温度の上昇より還元状態のムラが気になる。
ガス圧と、温度上昇、還元の強弱 この組み合わせでベストを探しながらの窯焚き。
途中から計算上の圧力では足らないことがわかった。
カロリー不足になって実際との乖離がみえてきた。
ここは現場合わせでガス圧を上げた。
焼き上がりがちょっと心配になってきたが今はこれしか方法がない。
人間の体と同じでだんだんと傷んでくる。
機械は部品取り替えればいいけどなあ、と思った。