石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

10/6 Wed No.1339

またまた絵の具の剥離。

和絵具の上絵付け。



どうしてこうなるのかなあ、やりきれん。
同じ窯で同じ絵の具。
全て同じ、と言っていいくらい条件には違いはない。
それでもこちらは問題なし。
でもこれは問題あり。
偶然とはいい難いがそう考えるしかないのか。
剥がれた釉薬の温度は800度。
下のベースの温度は1250度。
当然成分はかなり違う。
その2つがくっついて上絵の色絵となる。
膨張係数もぜんぜん違うから貫入もはいる。
でも下の釉薬まで剥がしての剥離とはねえ。
防ぐ方法が見つからないからならないように祈るだけ?
なんと非科学的なこと。
 
昼間はいなみの学苑に行って夜は市展の実行委員会の会議。
新しい所で初めてするので色々と問題点が出てきた。
うまくいくといいが無駄な動きがありませんように願うのみ。