石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

5/15 Sun. No.1917

久しぶりに来た生徒さん。

洋皿の大きいの作りたいとロクロに向かう。
最初に土で大まかにする作業が大事と説明。
その後はロクロに向かう。
こんなのができた。
まだ削りの作業があって実はこの方が手間かもしれない。
これはいわば皿の上半分を作っただけ。
 
窯焚きの準備のために釉掛け。
縁サビをやってみた。
正確に釉薬を剥がし鉄分の多い下絵の具で線を引く。
釉薬と舌苔に触れてはいけない。
また錆色にムラがあってもいけない。
そのためには器の口辺の作りがシャープでないとうまく出来ない。
いくつか作ったがこの一つぐらいは大概失敗している。
焼くまではわからないのが残念。