石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

3/2 Wed No,1845

春の兆しを感じる気温。

でも天気は雨。
季節商品ではないがお雛様の陶板ができた。
背景を吹墨にしたので手間はかかったがこれはこれでいいかと。
着物をこれまで西洋絵の具で描いていた。
なんの疑問も持たなかったが今回は和絵の具で色つけた。
市販のものを再調合して自分流にしたもの。
青のバックに同じ青、埋没する可能性もあったが質感の違いでそうならなかった様子。
ガラス質の厚みが出て可とする。
でもすごい厚塗りで暑さのコントロールが難しくヒヤヒヤものではある。
 
こちらは季節外れの彼岸花
赤い色をどうやって入れようかと前から悩んでいた。
全部赤でもいいけどちょっとストレートすぎるかなとかバックの青の濃さとの関係で濃いと暗くなりすぎないか、とか問題点は多い。
一部だけ赤にして残りはグレーでトーンを落としたらどうかなと実験的に作った。
グレーの濃さがもう少し薄い方がいいかな、とも思える。
どうも決まらない。
でもなんとなくまとまって見えるからこれもオッケーとするか。