石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

2/23 Thurs No.2196

いなみの学園卒制展に出した皿。

この皿見て来年度担当するはずの学年の生徒さんから意見言われた。
この月がいるのかって。
私はいらんと思う、と強く言われた。
なかなかそういう人いないのでちょっとビックリ。
いらない理由は聞かなかったがどうして月を描いたかは説明。
まあ夜という設定のこともある。
そして黄色の色が入った方が画面が明るくなると思ってる、と。
色彩的に暗くなってしまうので。
そのままでもいいと言えばいいので絶対に必要かというほどでもない。
無くても成り立つと思う。
ただ、微妙な違いで画面の雰囲気が変わることがあるので神経は使ってる。
それと夜も昼と同じように咲いてるのか、こんな風景かと聞かれた。
言葉の裏に違うのではないか、事実に反するのでは、と言いたいのではと感じた。
それは実はどうでもいいことであって、事実と違ってても構わない。
イメージとして成り立ってればいいのである。
詰めていけば染め付けで書いたら桜が青いのはおかしいなんてなりかねない。
写実であればいいというわけでは無いのだがそれは説明しなかった。
さあどうでしょうか。
夜のことはよく知らないけど咲いてそうな気がする。
夜露にあたってキラキラしたのを朝方よく見るから、と言っておいた。
ちょっとビックリした次第。
マスクしてて次出会ってもわからないな。