石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

7/30Sun No.2348

ちょっとマシで36度。

朝は5時ごろでも24度ぐらいあった。
暑い1日には変わりない。

角状の青磁の鉢。
彫って凹凸を作ってそこに釉薬が入りその濃淡で絵が出来上がる。
深ければその分濃くなるし浅ければ薄くなる。
物理的に当然の結果。
ただし青磁が綺麗にでないといけない。
そのためには釉薬も大事だが土も大事。
磁器土を使ってるがこれが陶土だと白い土でも冴えない。
土と釉薬の組み合わせがすごく重要。
ところがこれをしっかりと理解していない人が多い。
作り方やロクロの技術は気にするが素材の重要性は意識しない。
説明しても気にしてないのかどうでもいいと思ってるのかこんなに重要な事なんだけどなあ、といつも思う。
どんなに綺麗に出来ても上手く焼けても素材の選び方が間違ってるとなんの意味もない。
目的とするものは得られない。