石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

2/12 Fri No.2045

いなみの学園の卒業制作展。

 

今年度はコロナで自粛があり授業日数も半分で生徒さんは大変だったと思う。
でも頑張ったようで見応えのある作品展になってた。
ただ会場の広さの関係でちょっと窮屈。
展示作品を各一点づつ減らせばよかったかな、と。
4年間で全くの初心者でもここまでできるのだなとの感じは強い。
工芸は技術的には習うより慣れろ。
つまり繰り返し作ることである程度の技術は身につく。
あとはそれをどう生かすか。
何をしたいかがはっきりとすれば自ずと方向性は出てくる。
間違っていても途中で修正もできる。
そのためにはモチベーションをどれだけ維持できるかだろう。
そういう環境も必要。
その意味ではいなみの学園のようなところはいいのではないかと思う。
仲間がいて場所があり指導者もいる。
その成果が出てるような作品展だった。
このあとどうするか、何らかの形で陶芸に携わってもらえたらと期待。