石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

7/27 Wed No.1990

この暑いのに窯。

どうしても還元で焼かないいけないものがあってなんとか詰めての窯焚き。
焼いてもらいたいとわざわざ持ってきてるので失敗すると困る。
サイズが大きいから窯詰に苦労する。
口の大きいものは上に蓋をしないとボロが落ちる事がある。
必ず落ちるわけではないがたまにある。
万分の1かもしれない。
これを防ぐのにどうするか。
棚板のサイズが作品より小さいとできない。
普通のものより大きいのはあるのでこれらですむ事が多い。
でも支柱の場所の問題や丸の口なら周囲からはみ出すこともある。
それらを一つ一つクリアーしてると時間が掛かる。
予定していたものが入らないこともあったり変則的なパズルみたいだったり。
他に入れたいものなどどうやったら効率よく入るか。
燃料のガスがとてつもなく高くなっていて無駄を省きたい。
ガス代は以前はあまり意識しなかったがそうもいかなくなってきた。
生徒さんにも焼成費の値上げを通知しないといけない。
土も一部値上がりとか。
何でもかんでも値上がりで上がらんのは収入だけだ。
贅沢してるわけではないので自衛のしようがない。
ほとんどの人は困ってるだろう。
窯づめはアクロバティックにできても生活はそうはできない。
窯焚いてる途中扉の上部から熱漏れを発見。
耐熱ウールが均一になってないのだろう。
古くなったので足して補強してるのがそろそろ限界にきてるか。
改めてやり直すとして応急処置。
古い細かいウールを詰めてみた。
なんとかなった。
還元の密度にも影響するのでホッとした。
毎回道具土詰めてもいいかもしれない、とも思った。