石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

5/29 Mon No.2287

一日教室の生徒さんのものが出来上がった。

今日還元で焼いたもので釉薬の流れもうまく行った。
釉薬の流れを求める人は意外と多い。
うまくいくといいのだが流れ過ぎるとくっついてしまう。
かと言って全く流れないとこれも困る。
釉の掛かってる範囲で流れるのが一番いい。
顔料を含む釉とその上にかける釉の厚みの効果で混ざり合うように流れるのを狙ったのもある。
変化を求める釉がけになるがある程度経験を重ねると想像もついてくる。
これだけで勝負している人もいる。
一番陶芸らしいスタイルの一つで分かりやすくていい。