石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

11/27 Sat. No.1839

釉薬を弾かせてムラムラになるように釉掛けした作品が焼きあがった。

どうなるのだろうと思ってたが。だいたい予想通りにあがった。
粘りのある釉薬でもないのである程度集まると流れる。
その流れ方がどうなるのかや焼いてみるまでわからなかった。
また釉薬が縮れた部分はどうなるのか。
地肌が見えるはずだがどの程度見えるのか。
さらに立てた状態での焼きだから上と下とでどう違うのか。
全てが初めてであり結果が見えないから窯出しまで不安要素もあった。
予想と違うとどうしようかな、とも思ったがその心配は杞憂だった。
ただちょっと乱暴だったことでもある。
これを平たく焼ける皿のような物だとまた違うかもしれない。
やってみる価値はありそう。
こちらは人形作りに余念がない。
色を塗るときにもう少し整理してごちゃごちゃをなくせばすっきりしたものになりそう。
作者の意図がどこまで反映できるかは練習と技術の組み合わせになる。