石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

11/3 Fri No.2444

この時にしか会えない人に何人か会った。

わざわざ来てもらい感謝。
この意味でも個展は重要。
 
蜘蛛の巣の陶板。
蜘蛛の巣が面白い線を連ねてるといつも思う。
これを陶板にできないかとやってみた。
墨弾きの技法。
本当はもっと細い線でできてるがあまり細くすると見にくいのでこれぐらいか。
空中に張られてる糸は実際には直線でなく様々なライン。
それらの組み合わせが面白構成を見せる。
イメージでこんなものだろうと思っても現物はもっと複雑。
巣だけではつまらんので葉っぱをそれらしく描いた。
ただこれを室内に飾れるかと問われるとさてどうか。
蜘蛛の巣を飾ってどうする、と。
それで金箔を引っ掛けてみた。
これだったらまあなんとか飾ってもらえるかな、気に入ればだけど。
こういうのは果たして作品か調度品か。
作品と調度品と両端に置いたらどの位置にいるのだろう。
また、どのように見えてるのだろうと思う。
作者とは違う視点だろう。