石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

2/15 Wed No.2188

いなみの学園午前中の日。

墨はじきの説明をしてほしいということでサンプル持っていった。
これを生徒さんがどれほどやるかはわからないが珍しいので皆さん聞いてくれたようだ。
実際にやってみないと身につかないことも多いからまあ話と実演のはじくところの説明。
単に技法の一つであってこれを目的としてやる事ではない、の意味わかってもらえたかな。
窯場では楽焼の焼成
黒楽の茶碗がヒビだらけだったらしい。
赤楽はそうでもなくなんとかなってた。
温度が黒楽の方が高いので収縮や熱伝導が上手くいかず割れたんだと思う。
赤の方は低いからなんとかなった。
土自体に問題があると思う。
市販の楽用だがそれに頼り切ってるとこうなる。
自分で調合すれば違うかと思うがそこまではできない。
教室でするとはそういうもの。
黒楽の温度を釉薬が溶ける限界の低さまで下げて焼けば多少はマシかな。
赤楽、なぜか色がくすんでいたのも気になる。