石井宏志焼物工房

西脇で焼き物をしています。徒然なるままにアップしています。

5/31 Fri No.3651

半月が南の空に浮かんでいた。
東の山に低く細い雲が掛かってる。
これ見るとどうしても「紫だちたる雲の細くたなびきたる、、、」を思い出す。
もうこれはDNAとして組み込まれているような気がする。
春ではないがもう少し夜明けに近いとそう見えることもあるのだろう。
枕草子執筆時にはすでに落ちぶれて権力の世界から離れている清少納言
どんな気持ちで書いたんだろう、と思いが巡る。
とてもこんな明るい状態ではないはず。
NHKのドラマ、どれぐらい忠実か。
何と紫式部と出会うと聞いた、見てはいないので。
盛り上がるが無理がある。
出会うことはなかったはずだ。
面白いが真実だと思う人もいる。
黒田官兵衛でもそうだが司馬遼太郎のドラマと史実がごっちゃになって間違っててもそのままだ。
いつの間にかそれが真実と思われてしまう。
史実とドラマ、たまたま知ってればそれはドラマの話と思えるがそうでなければ、そうなんだ、となってしまう。
罪深いことだ。